シッポノリンカク

映画好きで絵描き好きな曖昧模糊な記憶。又は、自由闊達な解釈。或は、落書き。

野心をくすぐる

今週のお題「芸術の秋」

 

今年の秋は魁 CONCEPTにメロメロです。とにかくカッコイイと直感的に反応してしまい、色んな角度から眺めたくなります。まぁ個人の感想です。

第45回東京モーターショーにおいて、マツダはVISION COUPEと魁(カイ)CONCEPTを発表しました。

VISION COUPEはロングノーズショートデッキのラグジュアリーなスポーツカーでしょうか。高原別荘で休暇をすごし、信号のない峠道に向けてアクセルを踏み込むような車ですね。傾斜のあるカーブの曲線に反応してブレーキを使い荷重を前輪に移動させ、ハンドルの角度をカーブに向けて傾ける。そして、カーブの出口に向かって再びアクセルを踏み込んで荷重を後輪に伝える。荷重を受けたタイヤが路面に張り付き快走する。その運動の繰り返しに穏やかさを与えるような車です。性能を内包したかのような外観のインパクトが伝わります。やはり車はトップスピードより旋回を楽しみたいですね。

カッコイイけど、夢のまた夢でしょう。生活の繰り返しの中で目にする事があるのでしょうか。目撃した日は幸せの予感で満ち溢れそうです。もう、瑞獣の存在です。

魁 CONCEPTは街中をキビキビと走り抜けるイメージです。走る、曲がる、止まる、また走るとリズムを楽しむ運転を期待してしまいます。つい走らせたくなる外観ですね。このままのデザインで販売して頂きたい。…とても新車を購入できる余裕も予定はないのですがね。この車が街中を走り回る日が来るのが楽しみです。

 

カッコイイと思った気持ちは形にする事で自身の感じ方に気が付きます。抽象を具体化する作業です。どうしてカッコイイと思ったのかスケッチや言葉で理解する事で自身に取り込むことができると思います。

デッサンが狂っていても、ココが好きと単調な言葉でも、自分なりのカッコイイデザイン法則を見付けられます。表現に慣れなくて全体の形が歪んでいても、一部分だけが妙に緻密で説得力あるスケッチもあるし、こんな所に目が行くのかと感心する言葉もあります。熱意が伝わって来そうな芸術に人は惹かれるのだと思います。

 

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魁 CONCEPT


魁 CONCEPTを正面から眺めた印象がとても強いです。中央に位置するエンブレムから側面に流れるヘッドライトの配置に加速した空気の流れを感じます。そのヘッドライトからエンブレムの下方へ向うグリルを形作るラインは、大きく吸気するパワフルなエンジンを連想させます。ライトやグリルがボディより奥に位置されているので、物凄く立体感があります。特にボンネットの前方辺の切口が好きです。

ライトは単眼の丸目なのもカッコイイです。ヘッドライトだよ!と主張する透明カバーに収められていないで、剥き出しに奥に配置されており静寂の奥にある熱気を感じます。

暗闇から静かに挑むような眼差しです。

 

後方のデザインもエンブレムからの流れが印象的です。エンブレムとテールランプが一直線に並んで、とても良いリズムを感じます。さらにエンブレムから二つのマフラーを結ぶ三角の配置に重心の低さを感じます。低い位置にボリュームを感じるデザインに安定感があります。

とにかくカッコイイのです。芸術品はふさわしい人物の処へ訪れる。そんな話を聞く事がある度に、嗚呼ふさわしい人物でありたいと遠くを眺めてしまいます。

 

 

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やっぱり、ソウルレッドは最高ですね。色彩を変化させるとガラリと表情が変化して、改めて造形の美しさを実感します。これからどんなカラーラインナップがあるのか楽しみです。