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シッポノリンカク

映画好きで絵描き好きな曖昧模糊な記憶。又は、自由闊達な解説。或は、落書き。

頬に十字キズは刀を持っている。:るろうに剣心-京都大火編

るろけん京都大火

こんにちは。

 続いて映画るろうに剣心-京都大火編のあらすじを独断と偏見ある感想とイラストと共に語りたいと思います。るろけん-京都大火編その2です。

 

 では、ここから作品のネタバレ注意です。

 

盗む価値の無い刀と受け継がれる刀

 京都への道中、剣心は操に会う。操は剣心と知らずに追剥ぎの真似事をし、逆刃刀と知り刀泥棒をあきらめる。

 

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 そこへ助けを求める少年に会う。「助けて。」「助けて。ハァヒィ…兄ィちゃんを助けて。」

そして、村を救ってくれと剣心は少年の兄から託される。

 この子役の演技が凄い。切迫した目付き、表情と声。とにかく今現在を必死な様子が伝わる。兄の安否を一心に奔走する弟である。

 

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 血まみれの兄は剣心に志々雄に支配された村と弟の心配を託し息を引き取る。

兄の絶命を目前に絶叫の少年は兄の短刀を受け継ぎ一行は村へ向かう。

 

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少年の両親は殺され、村の木に吊るされている。

号泣する少年。濃紺の着物をまとう無言の剣心。戸惑う操。鐘の音と共に続々と現れる志々雄の部下達。

操は拳法の使い手であるが剣心より少年側の表情である。その表情に少女の純粋さを感じる。群れて恐怖で支配する事の卑劣さを受け入れられない表情に感じる。

 

兄の短刀を構え逆上する少年を無言で制止し、部下達を成敗した剣心は両親を弔おうとする。志々雄に脅える村人に反対されるが聞く耳を持たない。

「これが志々雄の創る新時代の姿か。」

 

「いや~。流石だな。」

そして、宗次郎は剣心を志々雄へと招き、操は初めて剣心が抜刀斎である事を知る。

 

強きあり弱く、強きあり強く。

試し斬りの志々雄によって、名刀虎徹は殺人剣になり血に染まる。

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志々雄の部下を多数倒し、志々雄の思想の縮図を村に感じた剣心は志々雄と対峙して鋭い眼差しで彼を量ろうとする。

「俺がこの国を強くしてやる。それが、俺がこの国を手に入れる正義だ。国中が・・・

「その正義の為に血を流すのはお前ではない。」

志々雄の瞬きに戸惑いを感じる。

伝説の人斬りでない剣心に自身を奮い立たせる事などできない。かつての自身に立ち戻れないと淋しささえ感じる。

「宗次郎。俺の代わりに遊んでやれ。」「人斬りに戻って出直して来な。」

剣心と宗次郎の戦い。

抜刀術の打ち合いで逆刃刀は折れてしまう。

 

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折れた刀と納めるべき刀

剣心が村に戻ると狂気に色めき立っている。志々雄の部下は拘束され、村人は殺意に興奮して、少年に復讐を強要している。

小太刀を振るい上げた少年の腕を取り、剣心は兄の憂いを説く。泣き崩れる少年の背中に優しく手を添える。

剣心は少年の中にかつての自分を見つけたのだと思う。少年に語った言葉は自身に伝える事でもあったと思う。

 

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「ああ。ああイイ。イイよ。おっイイよイイよ。ああイイ。ああイイよ。イイよ。」

そして、志々雄は国盗りの為、十本刀を招集する。 

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京都へ向かう理由。又は、薬もらったら嬉しかったんだから剣心だって嬉しいダロ

頑なに剣心への想いを振り払う薫に恵は剣心の養生を心配し京都行きを促す。

ボコボコの佐之助は剣心を追い京都へ、恵は身を案じ二人分の薬を渡す。

「待って…だったらこの薬。この薬、高荷家秘伝の飲み薬よ。毎日飲んで。それからこれ塗薬。…アンタ一人のじゃないからね。剣さんにも渡して。」

「ありがとヨ。」

「アイツの傷を癒すのは俺の役割じゃねえ。」

佐之助は薬を薫に託し、薫と弥彦も京都へ向かう。

 

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剣心の着る濃紺の着物は彼の迷いを感じます。人斬りに戻らないと志々雄達を倒せない、でも人斬りに戻ったら薫殿が悲しんでしまう。夜明け前の濃紺の空を感じます。

殺さずの逆刃刀を折られ何かを感じ、小太刀を託された少年から何かを感じ、いかに志々雄と戦うべきかを問われ、どう答えを導き出すか楽しみです。

 

最後までお付き合いありがとうございます。

次回は京都へ着いた続きを予定していますので、もしよろしければ次回もお付き合いください。